一杯のコーヒーができるまで
ハチマル珈琲焙煎所は最高級のスペシャルティコーヒーをお届けしています!
今回は、どのような過程を経て一杯のコーヒーが出来上がるのかお話したいと思います♪
生育~収穫
コーヒーはコーヒーノキと呼ばれる常緑樹で、適正な気候と高度の条件が整った、およそ70か国で育っています。種をまいてから3~5年でやっと花を咲かせ、コーヒーチェリーという果実をつけます。この果実を生産処理されたものがコーヒー豆であり、大きく分けてアラビカ種とロブスタ種に分かれています。
ロブスタ種は病害虫に強く、高温多湿の環境にも適応するため栽培しやすく収穫量が豊富で安価で取引されるため、缶コーヒーなどに用いられています。酸味は少なく、インパクトのある苦みや香りがあります。
一方、アラビカ種はコーヒーチェリーから取り出した種子の状態から栽培され、開花から9か月で収穫期を迎えます。高地での栽培が必要で収穫量が少ないですが、豊かな酸味と風味があります。スペシャルティコーヒーにおいてその多くがアラビカ種です!手間暇かけて育てられるからこそ、多彩で風味豊かな高品質のスペシャルティコーヒーが完成されるのですね♪
精製~出荷
収穫されたコーヒーは水洗いし、果肉を取り除いて乾燥させます。この精製処理は世界各地で異なりますが、主にドライプロセス(ナチュラル)とウェットプロセス(ウォッシュト、パルプトナチュラル)が用いられます。
この工程は、コーヒーの味を大きく影響を与えるプロセスになるためとても重要です!
(それぞれの方法がもたらす風味の特徴や違いは、またの機会に詳しくお伝えしますね♪)
その後、最大2ヶ月ほど寝かせてから脱穀し、選別作業が行われ、出荷されます。
選別は重さによって分けられ、比重の重いものが良質なコーヒーとされます。
スペシャルティコーヒーが私たちのもとへ届くまでのお話はいかがでしたか?
一杯のコーヒーになるまでの多くの人の熱意と努力を思い浮かべ、今までよりちょっぴり美味しく、楽しく、スペシャルティコーヒーを味わっていただけたら嬉しいです♪