
このたび、
日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)公認 アドバンスドコーヒーマイスターを取得しました。
資格取得も大切なのかもしれませんが、まず最初に少し自分の考え方からお話しさせてください。
資格がなくても、コーヒー屋は始められます
正直なところ、コーヒー屋は特別な資格がなくても開業することができます。経験0日開業なんて方もたくさんいらっしゃいます。(これが悪いわけでは全然ないです)
店舗営業を行う場合には、基本的に食品衛生管理者の受講が必要となり、
さらに、焙煎や加工を行う場合は、**保健所への「コーヒー製造業」の届出(または営業許可)」**が必要になります。
法律や制度をきちんと守ることは大前提ですが、それだけで「おいしいコーヒーが作れる」わけではありません。
正しい情報を、できるだけやさしく
コーヒーの世界は、まだまだ新しい発見が多く、近年は科学的根拠に基づいた研究やデータも数多く発表されています。
その結果、10年以上前には定説とされていたことが、現在では覆されるということも珍しくありません。
ただし、そうした最新情報を日々追いかけ、理解し、整理していくことは、
自分たちのような専門的な立場の人間の役割だと考えています。
一般のコーヒーラバーの方が、情報の変化に振り回される必要は、まったくないと思っていて、
それよりも、もっと自由に、もっと気軽に、コーヒーを楽しんでいただけたらと思っています。
家庭ごとに「その家のおでんの味」があるように、「その家のたこ焼きの味」があるように、
家庭の数だけ「その家なりのコーヒーの淹れ方」があっていいんじゃないかなと考えています。
では、その「自分にとって心地よい一杯」を、どうやって見つけていくのか。
そこを一緒に考え、探していくお手伝いはできればいいなと思っていて、
そのために自分は、少し奥のほうまで学び続けている、そんな感覚で日々コーヒーと向き合っています。
アドバンスドコーヒーマイスターとは
今回取得したアドバンスドコーヒーマイスターは、
コーヒーマイスターの上位資格に位置づけられる資格です。
大阪府内ではおよそ60名ほどだそうです。
ただし、その中で実際にどれくらいの方が、自分のように日々お店に立ち、焙煎や抽出といった現場に関わっているのかは、
正直なところ分かりません。大きな会社の社員の方もたくさん受講されています。
お客様に近い自分は、この資格を肩書きとして使うのではなく、
日々の焙煎や、一杯一杯のコーヒーにどう活かしていくかを何よりも大切にしたいと考えています。
アドバンス資格取得にはまず「コーヒーマイスター」の資格が必要です。
これは難易度高くないのですが
SCAJという団体に所属していることが必須です。うちみたいな個人店としてはこれが結構重たいのです。年会費がかかります。
マイスター取得後、1年かけてコーヒーの歴史、科学、栽培、生産、焙煎、抽出技術など、
より専門的で広範な知識と技術を体系的に学び、実技を含めて評価される資格です。
取得までには最低でも2年以上の学習期間が必要とされます。
試験科目は複数日に分けて実施されますので、1科目でも日程合わなければ次年度に再試験です。
結構難しい筆記試験もありました。自分はなんとかストレートですべて合格出来たのですが、個人的にはもう少し開催頻度高くしてほしいなと思いました。
実技科目として「焙煎」を選択し、実技試験では満点評価をいただくことができました。
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一番パンチ効いてる髪型(2023年)の写真が登録されてしまっています。刈上げ認定されています。ほんまに写真変えてほしい。
日々の学びと刺激
SCAJ主催の講座だけでなく、専門性の高い勉強会や、最新情報を扱う講座にも継続して参加しています。
費用面や日程も含めなかなか頻度高く参加できないのですが、本当にマニアックな勉強会ばかりです。
そうした場には自然とコーヒーのプロ達が集まり、
焙煎の世界チャンピオンの方や、コーヒーカクテル部門で世界一を獲得された方と
同じ講座を受講することもあります。専門用語が飛び交います。
毎回、大きな刺激を受けながら、自分自身の視野を広げる時間になっています。
「正解」より、「もっと楽しめるよ」
コーヒーは嗜好品です。「こうでなければならない」というよりも
「こうすると、もっと楽しめますよ」
そんな距離感で気軽に楽しめる、
「1日5分の幸せ時間」をつくるお手伝いができればなとおもいます。
