ハチマルでは初の取り扱い国【ルワンダRwanda】
飲んだ瞬間、あ、アフリカ系!ってなります。
華やかな香りがぱっと出てきて、キャラメルの甘みがふわっと残る。立体的でちゃんとまとまってる一杯です。温度帯でどんどん変化していく豆なので、ゆっくり飲んでみてください。

この豆について
西部州にあるガシャル精製所に集まった、近隣の小規模農家たちのレッドブルボン種。ハニープロセスで丁寧に仕上げられたこの豆は、繊細さと甘みのバランスが絶妙です。熱いうちはフローラルな香りが際立ち、温度が下がるにつれてキャラメルの甘みがじわじわと顔を出してくる。そういう変化を楽しんでほしい豆です。


精製と味わいの方向性
精製方法はハニープロセス。コーヒーチェリーの果肉を除いたあと、粘液質(ミューシレージ)をあえて残したまま乾燥させる方法です。
ウォッシュドのようなクリーンな透明感と、ナチュラルのような甘みのある質感、その両方を持ち合わせているのがハニープロセスの魅力。このガセケ A1でも、その特徴がしっかり出ています。フローラルな香りの繊細さを保ちながら、キャラメルやハチミツを思わせるまろやかな甘みがそっと後ろを支えてくれる。そのバランスが、この豆の「立体的でちゃんとまとまってる」という印象につながっています。


産地について|西部州 ガシャル精製所
ルワンダは「千の丘の国」と呼ばれる、緑豊かな高原の国。コーヒー栽培に適した気候と土壌を持ち、近年は品質の高いスペシャルティコーヒーの産地として世界から注目されています。
このコーヒーを手がけるガシャル精製所のマネージングディレクターは、バレンティン・キメニ氏。創業者の息子として組織を引き継いだ家族経営の精製所で、取引農家の9割以上は長年付き合いのある地域の仲間たちです。「農家」というより「家族ぐるみの仲間」という感覚で、コーヒーづくりに向き合っています。
このロットは「ウィメンズ プロジェクト ロット」として生産されました。収穫最盛期に雇用する労働者の約70%が女性で、その経済的自立を支援することを目的としています。2023年からは地域の女性たちにヤギを贈るプロジェクトも始まり、ヤギの糞尿を有機肥料として活用することで、コーヒーや家庭菜園の生産性を高める取り組みも続いています。
さらにバレンティン氏が力を入れているのが、農家の「意識の変革」です。かつてコーヒーは農家にとってただの換金作物であり、自分たちが丹精込めて育てたコーヒーを飲んだことがない人がほとんどでした。そこでバレンティン氏は農家と一緒にコーヒーを飲む集会を開き、「自分たちがつくっているものの価値」を一緒に感じる場をつくってきました。
そういう人たちが育てたコーヒーです。ちょっと、背景を知りながら飲んでみてください。


味わいの印象
ぱっと広がるフローラルな香り
カップに顔を近づけた瞬間、華やかな花のような香りがふわっと広がります。主張しすぎず、でも確かにそこにある。このさりげない華やかさが、アフリカ系らしいと感じる最初の瞬間です。
ブラックティーを思わせる洗練された質感
口に含むと、紅茶のようなすっきりとした飲み口が広がります。フローラルな印象と自然につながる、繊細でクリーンな味わい。酸味はとがっておらず、鮮やかさがやわらかく乗ってきます。
キャラメルの甘みがふわっと残る余韻
飲み終わったあと、じんわりと続くのがキャラメルのような滑らかな甘み。温度が下がるにつれてこの甘みがより前に出てきて、一杯の中で表情がどんどん変わっていきます。ゆっくり飲んでこそ、この豆の全部を楽しめます。
基本情報
| 生産国 | ルワンダ |
| 生産地域 | 西部州(ウェスタン プロヴィンス) |
| 生産者 | ガシャル精製所(近隣の小規模農家/プロデューサー:バレンティン・キメニ氏) |
| 標高 | 情報なし |
| 品種 | レッドブルボン |
| 精製方法 | ハニー |
| 焙煎度 | ★★★☆☆ |
