「アナエロビックなのに、すっきり。」
アナエロビック(嫌気性発酵)と聞くと、どっしりした発酵感を想像される方が多いと思います。今回の主役、ホンジュラス Los Limos は、その発酵のあとにウォッシュドで洗い上げた豆。香りには発酵由来の華やかさが残るのに、口に含むと濁りがなくクリーン。「アナエロビックなのに、すっきり」——ここが今回のブレンドの出発点です。
この豆はもともと量がとても少なく、今回少しだけお分けいただいたものです。だから数量限定でのご案内になります。コロンビアのゲイシャを少量重ねています。ニカラグア ラ・ラグーナは、輪郭をつけるアクセントに。
焙煎はハイロースト。果実感を残したかったので、ここで止めました。水出しにすると、ゆっくり時間をかけた分だけ香りの輪郭がはっきり出る個性。氷を入れたアイスでは、薄まっても軽やかさが残るのが持ち味です。

この豆について
夏のあいだだけ、数量限定でお出しするブレンドです。主役はホンジュラスの Los Limos。アナエロビックで発酵させたあと、ウォッシュドで洗い上げるという、ひと手間かかった精製の豆です。
そこにコロンビアのゲイシャを少量。香りの伸びを足すためのひとさじ、という感じです。さらにニカラグア ラ・ラグーナを、味の輪郭をつけるアクセントとして重ねました。三つ揃って、ようやくこの「すっきり」が出ます。
Los Limos はもともと生産量がとても少ない豆で、今回はほんの少しだけお分けいただきました。なくなり次第、終了とさせてください。
精製と味わいの方向性
アナエロビックは、酸素を遮断したタンクのなかで豆を発酵させる精製方法です。独特の香りが生まれる代わりに、やりすぎると味が重くなったり、後味に濁りが残ったりします。好みが分かれるところだと思います。
Los Limos が面白いのは、発酵させたあとにウォッシュド、つまり水でしっかり洗い上げているところ。香りは発酵由来の華やかさをそのまま残しつつ、味の方はすっと軽い。この「引き算」があるから、夏に飲んでも重たくならないんです。
焙煎はハイローストで止めました。もう少し深く入れると香ばしさは出ますが、そのぶん果実感が奥に引っ込んでしまう。この豆に関しては、明るさを残したかったのでここで。
産地について|ホンジュラス Los Limos
主役のホンジュラス Los Limos は、中米ホンジュラスの小さなロットです。もともとの生産量が少なく、まとまった量ではなかなか手に入りません。今回ご縁があって、少しだけ分けていただくことができました。
ブレンドに重ねたコロンビアのゲイシャは香りの伸びを、ニカラグアのラ・ラグーナは味の輪郭を担当しています。産地の細かい情報は、わかり次第このページに追記していきますね。
味わいの印象
カップに鼻を近づけた瞬間に立ちのぼる、アナエロビックらしい香り。熟した果実のような、少し甘い華やかさがあります。飲む前からもう、この豆の個性がわかります。
香りから想像するより、ずっと軽い。ウォッシュドで洗い上げているぶん、口に含んだときにひっかかるものがありません。すっと入って、すっと通っていきます。
ハイローストで止めたので、飲んだあとにふわっと果実の明るさが戻ってきます。冷めていく途中がいちばん美味しい、というタイプの豆です。
おすすめの飲み方
- 水出し:ゆっくり時間をかけた分だけ、香りの輪郭がはっきり出ます。いちばんこの豆らしい飲み方です。
- アイス:氷で薄まっても軽やかさが残るのが持ち味。夏のあいだ、ずっと横に置いておける感じです。
- ホット:少し温度が下がってからのほうが、果実感がよくわかります。
基本情報
| 生産国 | ホンジュラス/コロンビア/ニカラグア |
|---|---|
| 生産地域 | Los Limos(ホンジュラス)/ラ・ラグーナ(ニカラグア)ほか |
| 生産者 | ― |
| 標高 | ― |
| 品種 | ゲイシャ(コロンビア)ほか |
| 精製方法 | アナエロビック・ウォッシュド ほか |
| 焙煎度 | ハイロースト ★★★☆☆ |
この商品について
発酵させたあとにウォッシュドで洗い上げた、ホンジュラス Los Limos が主役の夏限定ブレンド。アナエロビックの華やかな香りと、濁りのないクリーンな後味が持ち味です。水出し・アイスにおすすめ。数量限定。
