HACHIMARU COFFEE ROASTERY
用語集 / Sensory Lexicon

まとまりBlended

個々の感覚的なノートが溶け合い、突出した部分や個別のノートとしてではなく、統一された全体的な感覚体験として立ち現れること。

カテゴリ:Amplitude(全体の印象)
01

属性データ

SOURCE: WCR SENSORY LEXICON v2.0
属性名
まとまりBlended
カテゴリ分類
Amplitude(全体の印象)
レファレンス数
3件
強度スコア
フレーバー:3.0/6.0/10.0(0〜15点スケール)

WCRの0〜15点強度スケール上での位置(フレーバー 3.0/フレーバー 6.0/フレーバー 10.0)

0
なし
4
識別できるが弱い
8
中度に強い
12
非常に強い
15
極端に強い
フレーバー 3.0
フレーバー 6.0
フレーバー 10.0
翻訳についての注記。 この定義文はWCR Sensory Lexicon(英語原文、Version 2.0・2017年)から当サイトが翻訳したものであり、WCR公式の日本語訳ではありません。属性ごとの公式日本語訳は、現時点で入手できた資料の中には含まれていませんでした。
02

レファレンス(参照物質)と調製手順

SOURCE: WCR SENSORY LEXICON v2.0

レキシコンは属性ごとに参照物質・強度スコア・調製手順を組で定めている。手順どおりに作らなければ、その参照は定められた強度を表さない。以下は原典の記載を訳したもの。

フレーバー3.0Folgers クラシックロースト(インスタントコーヒーの顆粒)

調製:インスタントコーヒー30グラムを165°F(約74℃)の脱イオン水48オンスに加えてよく混ぜ、断熱エアポット(140°F)に移して供する。

フレーバー6.0Folgers クラシックロースト(粉)を抽出したもの

調製:粉30グラムと脱イオン水48オンスを、SCAA認定基準のドリップ式コーヒーメーカーで抽出して供する。

フレーバー10.0Gevalia Kaffe トラディショナルロースト(粉)を抽出したもの

調製:同じ手順で抽出して供する。

03

読むときの注意点

⭐⭐ 順位が完全にひっくり返る。 総合的なインパクトではインスタント12.0 > Folgers粉9.0 > Gevalia 7.5だったのに、この属性ではGevalia 10.0 > Folgers粉6.0 > インスタント3.0完全に逆になる。インパクトが強いことと、味がまとまっていることは別——同じ3つのコーヒーを2つの物差しで測ることで、その独立性が数値として示されている。レキシコンの中で最も鮮やかな対比のひとつである。
「突出した部分(spikes)」という語が定義に使われている。 個々のノートが突き出さず溶け合っている状態を良しとする言い方に見えるが、レキシコンは良し悪しを判定しない——この属性はあくまでまとまりの度合いを測るものであり、まとまっているほうが良いとは書かれていない。
04

同じカテゴリ(Amplitude)の用語

同じ Amplitude カテゴリの属性。当サイトはこのカテゴリの掲載をそろえているので、定義と強度スコアを並べて比べられる。

  1. World Coffee Research「Sensory Lexicon Unabridged Definition and References」Version 2.0(2017年)— 定義・レファレンス・強度スコア・調製手順
  2. 同資料の解説部(Introduction)— 0〜15点スケールの意味、参照物質の考え方、第2版での変更点