HACHIMARU COFFEE ROASTERY
用語集 / Sensory Lexicon

ナッツ様Nutty

ナッツ・種子・豆・穀物に一般的に結びつけられる、わずかに甘く、茶色く、木質的で、油っぽく、カビたようで、収れん性があり、苦いアロマ。

カテゴリ:Nutty(ナッツ様)
01

属性データ

SOURCE: WCR SENSORY LEXICON v2.0
属性名
ナッツ様Nutty
カテゴリ分類
Nutty(ナッツ様)
レファレンス数
2件
強度スコア
アロマ:7.5、フレーバー:7.5(0〜15点スケール)

WCRの0〜15点強度スケール上での位置(アロマ・フレーバー 7.5)

0
なし
4
識別できるが弱い
8
中度に強い
12
非常に強い
15
極端に強い
アロマ・フレーバー 7.5
翻訳についての注記。 この定義文はWCR Sensory Lexicon(英語原文、Version 2.0・2017年)から当サイトが翻訳したものであり、WCR公式の日本語訳ではありません。属性ごとの公式日本語訳は、現時点で入手できた資料の中には含まれていませんでした。
02

レファレンス(参照物質)と調製手順

SOURCE: WCR SENSORY LEXICON v2.0

レキシコンは属性ごとに参照物質・強度スコア・調製手順を組で定めている。手順どおりに作らなければ、その参照は定められた強度を表さない。以下は原典の記載を訳したもの。

アロマ7.5Le Nez du Café no.29「roasted hazelnuts(焙煎ヘーゼルナッツ)」

調製:大型のスニフター(脚付きグラス)に入れた脱脂綿にエッセンスを1滴落とし、蓋をする。

フレーバー7.5Diamond スライスアーモンド と Diamond 殻むきクルミの混合

調製:アーモンドとクルミを別々にブレンダーで45秒間、高速でピューレ状にする。刻んだ両者を等量ずつ混ぜ、1オンス(約30mL)のカップで供し、プラスチックの蓋をする。

03

読むときの注意点

⭐ 同じ参照物質でも、属性が違えばスコアが違う。 この属性のアロマ参照 Le Nez du Café no.29 は、ヘーゼルナッツのアロマ参照としても使われている。ただし強度スコアは ナッツ様=7.5、ヘーゼルナッツ=5.5 と別の値である。「同じ匂いを嗅いでいるのだから同じ点数」にはならない——どの属性として評価しているかによって、同じ参照物質の強度は変わる。レキシコンが「参照物質+属性名+点数」を三点セットで定めているのはこのためである。
この参照は改訂で差し替えられている。 レキシコン自身が開発の経緯として、ナッツ様の参照は当初「アーモンドとヘーゼルナッツの配合」だったが、「アーモンドとクルミの配合」に変更されたと記している。理由は原文で「全体としてのナッツらしさによく合致したから(gave a closer match to the overall nutty character)」。ヘーゼルナッツを外したほうが「ナッツ様」の総称として適切だったということであり、総称とその下位の個別属性を分けて扱う考え方がここに表れている。
カテゴリ名と同じ名前の属性である。 Nutty はカテゴリの名前であると同時に、そのカテゴリに属する1つの属性の名前でもある。当サイトの用語集では、アーモンドヘーゼルナッツピーナッツのような個別のナッツを指す属性と、それらを束ねる総称としての「ナッツ様」を、同じ0〜15点スケール上の別々の属性として扱う。
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同じカテゴリ(Nutty)の用語

同じ Nutty カテゴリの属性。当サイトはこのカテゴリの掲載をそろえているので、定義と強度スコアを並べて比べられる。

  1. World Coffee Research「Sensory Lexicon Unabridged Definition and References」Version 2.0(2017年)— 定義・レファレンス・強度スコア・調製手順
  2. 同資料の解説部(Introduction)— 0〜15点スケールの意味、参照物質の考え方、第2版での変更点