HACHIMARU COFFEE ROASTERY
用語集 / Sensory Lexicon

アルコールAlcohol

蒸留酒や穀物製品に結びつけられる、無色で刺激的な、化学薬品のようなアロマ。

カテゴリ:Alcohol/Fermented(アルコール・発酵様)
01

属性データ

SOURCE: WCR SENSORY LEXICON v2.0
属性名
アルコールAlcohol
カテゴリ分類
Alcohol/Fermented(アルコール・発酵様)
レファレンス数
1件
強度スコア
アロマ:5.0(0〜15点スケール)

WCRの0〜15点強度スケール上での位置(アロマ 5.0)

0
なし
4
識別できるが弱い
8
中度に強い
12
非常に強い
15
極端に強い
アロマ 5.0
翻訳についての注記。 この定義文はWCR Sensory Lexicon(英語原文、Version 2.0・2017年)から当サイトが翻訳したものであり、WCR公式の日本語訳ではありません。属性ごとの公式日本語訳は、現時点で入手できた資料の中には含まれていませんでした。
02

レファレンス(参照物質)と調製手順

SOURCE: WCR SENSORY LEXICON v2.0

レキシコンは属性ごとに参照物質・強度スコア・調製手順を組で定めている。手順どおりに作らなければ、その参照は定められた強度を表さない。以下は原典の記載を訳したもの。

アロマ5.0Absolut ウォッカ(80プルーフ)

調製:ウォッカ16ミリリットルを水64ミリリットルで希釈する。大型のスニフター(脚付きグラス)に入れ、蓋をする。

03

読むときの注意点

⭐ 参照は「薄めたウォッカ」であって、原液ではない。 調製手順はウォッカ16mLを水64mLで希釈する——つまり5倍に薄めた状態でアロマ5.0である。原液のウォッカを嗅いだ強さではない。強度スコアは調製手順とセットでなければ意味を持たないことが、この属性では特にはっきり出ている。レキシコンが参照物質・強度・調製手順を必ず三点セットで示すのはこのためである。
⭐ 「アルコール」は、別のカテゴリでは参照物質の名前として登場する。 Chemicalカテゴリの Medicinal(消毒薬様) には4つの参照が登録されており、その2番目が「Alcohol」(アロマ5.0)である(ほかはヨード3.0、Le Nez du Café no.35が6.0、バンドエイドの絆創膏が6.0)。同じ「アルコール」という語が、ここでは属性の名前、あちらでは別の属性を測るための物差しとして使われている。属性名と参照物質名は別の階層の言葉である。
このカテゴリと精製方法の関係は、原典には書かれていない。 アルコール・発酵といった語はコーヒーのアナエロビックなど精製工程の話と結びつけて語られることが多いが、レキシコン自身は精製方法との対応を一切述べていない。原典は「良い属性・悪い属性というカテゴリを持たず、コーヒーの品質を順位づけることもできない、純粋に記述的な道具である」と明記しており、どの工程がどの属性を生むかという因果の話はしていない。当サイトも両者を安易に結びつけない。
04

同じカテゴリ(Alcohol/Fermented)の用語

同じ Alcohol/Fermented カテゴリの属性。当サイトはこのカテゴリの掲載をそろえているので、定義と強度スコアを並べて比べられる。

  1. World Coffee Research「Sensory Lexicon Unabridged Definition and References」Version 2.0(2017年)— 定義・レファレンス・強度スコア・調製手順
  2. 同資料の解説部(Introduction)— 0〜15点スケールの意味、参照物質の考え方、第2版での変更点