用語集 / Sensory Lexicon
気の抜けたStale
新鮮さの欠如を特徴とするアロマ。
カテゴリ:Stale/Papery(気の抜けた・紙のような)
01
属性データ
SOURCE: WCR SENSORY LEXICON v2.0
- 属性名
- 気の抜けたStale
- カテゴリ分類
- Stale/Papery(気の抜けた・紙のような)
- レファレンス数
- 2件
- 強度スコア
- アロマ:4.5、フレーバー:4.0(0〜15点スケール)
WCRの0〜15点強度スケール上での位置(フレーバー 4.0/アロマ 4.5)
0
なし
4
識別できるが弱い
8
中度に強い
12
非常に強い
15
極端に強い
フレーバー 4.0
アロマ 4.5
翻訳についての注記。 この定義文はWCR Sensory Lexicon(英語原文、Version 2.0・2017年)から当サイトが翻訳したものであり、WCR公式の日本語訳ではありません。属性ごとの公式日本語訳は、現時点で入手できた資料の中には含まれていませんでした。
02
レファレンス(参照物質)と調製手順
SOURCE: WCR SENSORY LEXICON v2.0
レキシコンは属性ごとに参照物質・強度スコア・調製手順を組で定めている。手順どおりに作らなければ、その参照は定められた強度を表さない。以下は原典の記載を訳したもの。
アロマ4.5Mama Mary's グルメ オリジナル ピザクラスト
調製:クラストを2インチ(約5cm)四方に切り、中型のスニフターに入れて蓋をする。
フレーバー4.0Mama Mary's グルメ オリジナル ピザクラスト
調製:同じく2インチ四方に切ったものを、3.25オンス(約96mL)のカップで供し、プラスチックの蓋をする。
03
読むときの注意点
⭐ 定義が「何かの欠如」で書かれている、唯一といってよい属性である。 「
新鮮さの欠如(a lack of freshness)を特徴とするアロマ」——
何があるかではなく、何が無いかで定義されている。同じカテゴリの
生(加熱していない)も否定形に近いが、この属性はさらに徹底している。
時間の経過そのものを属性にした言葉である。
⭐ 当サイトの保存ページと直接つながる属性である。 SCAは焙煎後の鮮度を
炭酸ガスの放出量で説明し、
豆のままなら約3週間、挽いた粉なら約1時間を目安としている(→
保存方法 04)。
その「フレッシュでなくなった状態」に名前を与えたのがこの属性である。ただし
レキシコンは属性の定義をしているだけで、コーヒーがいつ・なぜこの状態になるかは書いていない——因果は保存ページ側の資料が扱う。
参照がピザ生地であることの意味。 コーヒーではなく
市販のピザクラストが参照に選ばれている。
「気の抜けた」という状態は、素材が何であれ共通して認識できるという前提に立っていることになる。同じ発想は
段ボールや
紙のようなにも見られる。
04
同じカテゴリ(Stale/Papery)の用語
同じ Stale/Papery カテゴリの属性。当サイトはこのカテゴリの掲載をそろえているので、定義と強度スコアを並べて比べられる。
- World Coffee Research「Sensory Lexicon Unabridged Definition and References」Version 2.0(2017年)— 定義・レファレンス・強度スコア・調製手順
- 同資料の解説部(Introduction)— 0〜15点スケールの意味、参照物質の考え方、第2版での変更点