01
基本情報
SOURCE: USDA Foreign Agricultural Service「Coffee Annual」各年版
- 国名
- エクアドル共和国
- 種の構成
- 世界でも珍しく、アラビカ種・ロブスタ種の両方を栽培・輸出する国(世界15か国のみとされる)。アラビカ種が約60〜70%、残りがロブスタ種
- 栽培地域
- 海岸地方(マナビ州が代表的)、アマゾン地方、シエラ(高地)地方の3地域にまたがる。海岸地方が生産の中心とされる
- 生産量の推移
- 1996年に過去最高の190,696トンを記録したが、その後減少し2012年には35,000トンまで落ち込んだ。技術投資の不足・樹木の老朽化・栽培管理の不備・気候変動が要因として挙げられている
- 規制機関の変遷
- 官民合同のコーヒー評議会「COFENAC」が政策・貿易を担っていたが、2015年2月に解散。以後は農牧省(MAG:Ministerio de Agricultura y Ganadería)が政策・技術支援を引き継いでいる
地域別の生産割合について。 一部の資料では「海岸地方50%・アマゾン地方30%・シエラ地方30%」という数値が言及されるが、合計が100%を超えており内部で矛盾している。この種の整合しない数値は当サイトの方針(崩れた数値は無理に埋めない)に従い、正確な内訳としては掲載せず、3地域にまたがって栽培されているという事実のみを記載した。
02
カップ・オブ・エクセレンス 2023 エクアドル大会
SOURCE: ACE 公式結果
2023年大会 最高得点
Maria Del Pilar Burneo Samaniego(La Noria農園)91.22
品種:ゲイシャ(ウォッシュド)/地域:ロハ州
- 入賞ロット数
- 16ロットが87点以上でカップ・オブ・エクセレンス入賞
- 審査プロセス
- 各サンプルを最低5回カッピング。オークションは2024年3月14日開催
- 産地・品種の傾向
- 上位はロハ州が席巻。精製方法はウォッシュド・ナチュラル・ウォッシュドアナエロビック・ナチュラルアナエロビックと多様。品種はゲイシャ・ブルボン・ティピカ・シドラ(Sydra)・F1ハイブリッド系統など
03
今後追加すべき項目
- 地域別生産割合の正確な内訳 — 上記の通り、今回参照した数値は内部矛盾があり掲載を見送った。MAG自身の一次資料での確認が必要。
- 直近(COFENAC解散後)の生産・輸出統計 — 本ページの数値は2012年までのものが中心のため、より新しい統計への更新が必要。
- ロブスタ種の詳細 — アラビカ・ロブスタ両方を扱う国という特色に対し、ロブスタ側の産地・品種情報は今回未着手。
- 公的な等級区分 — 格付け・グレーディングページにエクアドルの項目がまだない。
- 2024年以降のCOE開催状況 — 2026年のACEスケジュールにエクアドルが含まれていない旨の報道があり、開催継続状況を要確認(エチオピアページと同様の状況)。
- USDA Foreign Agricultural Service「Ecuador: Coffee Annual」各年版(apps.fas.usda.gov、2026年8月6日取得)
- Alliance for Coffee Excellence「Ecuador 2023」公式結果(allianceforcoffeeexcellence.org/ecuador-2023/、2026年8月6日取得)
- International Coffee Organization「Table 1: Exports of All Forms of Coffee by Exporting Countries」MTS-0324(2024年3月発行、2026年8月6日取得)