01
属性データ
SOURCE: WCR SENSORY LEXICON v2.0
- 属性名
- 苦味Bitter
- カテゴリ分類
- Taste Basics(基本の味)
- レファレンス数
- 5件
- 強度スコア
- フレーバー:2.0/3.5/5.0/6.5(0〜15点スケール) ほかに強度スコアを持たない参照が1件
WCRの0〜15点強度スケール上での位置(フレーバー 2.0/フレーバー 3.5/フレーバー 5.0/フレーバー 6.5/スコアを持たない参照が1件ある)
0
なし
4
識別できるが弱い
8
中度に強い
12
非常に強い
15
極端に強い
フレーバー 2.0
フレーバー 3.5
フレーバー 5.0
フレーバー 6.5
翻訳についての注記。 この定義文はWCR Sensory Lexicon(英語原文、Version 2.0・2017年)から当サイトが翻訳したものであり、WCR公式の日本語訳ではありません。属性ごとの公式日本語訳は、現時点で入手できた資料の中には含まれていませんでした。
02
レファレンス(参照物質)と調製手順
SOURCE: WCR SENSORY LEXICON v2.0
レキシコンは属性ごとに参照物質・強度スコア・調製手順を組で定めている。手順どおりに作らなければ、その参照は定められた強度を表さない。以下は原典の記載を訳したもの。
フレーバー2.00.01% カフェイン溶液
調製:1オンス(約30mL)のカップで供し、プラスチックの蓋をする。
フレーバー3.50.02% カフェイン溶液
調製:1オンス(約30mL)のカップで供し、プラスチックの蓋をする。
フレーバー5.00.035% カフェイン溶液
調製:1オンス(約30mL)のカップで供し、プラスチックの蓋をする。
フレーバー6.50.05% カフェイン溶液
調製:1オンス(約30mL)のカップで供し、プラスチックの蓋をする。
種別の記載なしスコアなしFlavorActiV「bitter」(イソアルファ酸)
調製:FlavorActiV社のパッケージの指示に従って調製する。
03
読むときの注意点
⭐ 当サイト掲載の属性でもっとも段階が細かい(4段階)。 0.01%=2.0、0.02%=3.5、0.035%=5.0、0.05%=6.5と、
濃度と強度がほぼ直線的に並ぶ物差しになっている。
ヘーゼルナッツの2段階と同じ考え方だが、段が多いぶん細かく点を付けられる。苦味はコーヒーで常に問題になる要素なので、目盛りが細かいのは理にかなっている。
⚠️ SCAのCVAは苦味の参照に「コーヒーそのもの」を使う。 WCRが
カフェイン溶液を使うのに対し、
CVA(SCA-103)の基本味の参照は
深煎りのコーヒー(Agtron #35程度)である。5つの基本味のうち苦味だけがコーヒー自体になっている点は当サイトのCVAページで扱った。
同じ「苦味」でも、化学物質を基準にするか実際のコーヒーを基準にするかで設計思想が違う。
苦味の強さは品質の低さを意味しない。 強度スコアは
参照物質の強さを示すだけで、良し悪しの評価ではない。この原則は用語集全体に共通する(
カビ臭・土っぽい12.0が高評価を意味しないのと同じ)。
04
同じカテゴリ(Taste Basics)の用語
同じ Taste Basics カテゴリの属性。当サイトはこのカテゴリの掲載をそろえているので、定義と強度スコアを並べて比べられる。
- World Coffee Research「Sensory Lexicon Unabridged Definition and References」Version 2.0(2017年)— 定義・レファレンス・強度スコア・調製手順
- 同資料の解説部(Introduction)— 0〜15点スケールの意味、参照物質の考え方、第2版での変更点