HACHIMARU COFFEE ROASTERY
品種ページ / Variety / カネフォラ種(コニロン群 × ロブスタ群)

BRS 2336BRS 2336

ブラジルEMBRAPA(ブラジル農牧研究公社)が2001年、西部アマゾンのロンドニア州で選抜したカネフォラ種の品種(コニロン群×ロブスタ群)。収穫量7,200kg/haという、これまで当サイトで扱ったロブスタ品種の中でも際立って高い数値に加え、SCA基準で75点という実測のカッピングスコアを持つ、初めてのロブスタ品種ページ

発表機関
EMBRAPA(ブラジル農牧研究公社)
選抜年・地域
2001年、ロンドニア州
収穫量ポテンシャル
7,200kg/ha
カッピングスコア
75点(SCA基準)
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基本情報

SOURCE: WCR Robusta Variety Catalog
品種名
BRS 2336
タイプ
ロブスタ(ポリクローナル品種)
原産国
ブラジル
発表機関
EMBRAPA(Empresa Brasileira de Pesquisa Agropecuária、ブラジル農牧研究公社)
選抜年・地域
2001年、ロンドニア州(西部アマゾン)——農家の圃場から選抜された
遺伝的系統
ギニア×コンゴ群
血統
親系統不明。コニロン群とロブスタ群の自然交雑から生まれた個体を選抜したもの(WCR記載)。コニロンもロブスタもカネフォラ種の中の栽培グループであり、別々の種ではない(→種のページ
商業栽培が確認されている国
メキシコ・ウガンダインドネシアインドベトナムブラジル・タイ・フィリピン・ニカラグア(WCR記載)
ブラジル産地ページのコニロン節との接続。 ブラジル産地ページ03章で紹介した「コニロン(カネフォラ種の栽培グループ)」の生産急増(2025年見込みで平年比28%超増)の背景にある、実際の栽培品種の一つがこのBRS 2336。EMBRAPAはコニロン生産の中心地エスピリトサント州だけでなく、ロンドニア州(アマゾン地域)でも育種を行っている点に注意。
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詳細スペック

SOURCE: WCR Robusta Variety Catalog, 2026-08-06 取得
樹形
矮性・コンパクトDwarf/Compact
新芽の葉先の色
ライトブロンズ
収穫量ポテンシャル
7,200kg/ha——Sln.1R〜3R(1,500〜3,000kg/ha)やRoubi 6(中〜高)と比べて際立って高い数値
豆のサイズ
中程度Medium(スクリーン15〜16)
チェリー→生豆の歩留まり
25%
ミューシレージ(粘液質)量
多い
初結実
植栽2年目
果実の成熟時期
遅めLate season
必要な栄養レベル
高い
推奨植栽密度
2,000〜3,000本/ha(複数幹剪定の場合)

病害虫耐性(WCRカタログ準拠):

さび病(CLR)耐性
高い耐性Highly resistant
コーヒーベリー病(CBD)耐性
不明Unknown
線虫耐性
感受性ありSusceptible
コーヒーベリーボーラー耐性
感受性ありSusceptible
穿孔虫耐性
不明Unknown
カッピングスコア:ロブスタ品種ページとして初の実測値。 WCRカタログはBRS 2336のカップクオリティを「SCA基準で75点、甘い後味・ソフトな質感」と記載している。これまで紹介したSln.1R〜3R・Roubi 6のいずれも、WCRカタログ自体にカッピングスコアの記載がなく「不明」としてきたのに対し、BRS 2336は数値付きの評価が確認できた初めての例。ただし、アラビカ種のスペシャルティ基準(80点以上)とカネフォラ種の評価基準は前提が異なる可能性があり、単純な点数の比較はできない点に注意——ロブスタ専用の評価基準(Q Robusta等)の詳細は当サイトでは未調査(ベトナム産地ページの同様のtodoを参照)。
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今後追加すべき項目

  1. World Coffee Research, Robusta Variety Catalog「BRS 2336」(varieties.worldcoffeeresearch.org/varieties/brs-2336、2026年8月6日取得)