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品種ページ / Variety

ムンド・ノーヴォMundo Novo

ティピカブルボンという二大系統の自然交配によって生まれた品種。1943年にブラジル・サンパウロ州で発見された。樹高が非常に高く、伝統的な中南米型品種としては生育旺盛で多収。当サイトに既にページのあるカトゥアイの親品種にあたる。

最適標高帯
高(1,000m〜、緯度依存)
豆のサイズ
平均的
さび病耐性
低い
収穫量
中程度
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基本情報

SOURCE: WCR VARIETY CATALOG
品種名
ムンド・ノーヴォMundo Novo
系統・成り立ち
ティピカ×ブルボンの自然交配
発見地
ブラジル・サンパウロ州 ミネイロス・ド・チエテMineiros do Tietê
名前の由来
原木の種子が「ノーボ・ムンドNovo Mundo」(現在のウルペス市)に植えられ、そこで選抜が行われたことによる
発見年
1943年
開発機関
カンピーナス農業試験場Instituto Agronômico de Campinas(IAC)、ブラジル
選抜・普及
1943〜1952年に最初の選抜が完了。1952年からブラジルの生産者へ配布。1977年からIACが新しい選抜系統を発表
主な栽培国
ブラジルを中心とした南米(ペルーを含む)。中米ではほとんど使われていない。アフリカではマラウイでも見られる
中米への導入は、あまりうまくいかなかった。 WCRカタログによれば、ムンド・ノーヴォは1952年にコスタリカへ初めて持ち込まれたが、樹高が非常に高いことを生産者が嫌ったため広くは採用されなかったグアテマラへは1963〜64年にかけて数回導入され、ホンジュラスへは1974年にCATIE(熱帯農業研究高等教育センター)から導入された。同じ品種でも、農園の作業性という現場の事情で普及の度合いが変わるという一例。
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詳細スペック

SOURCE: WCR CATALOG, 2026-08-10 取得
評価の目安: 良好 標準 要注意 — WCRカタログ自身の区分(Low/Medium/High/Exceptional等)をそのまま可視化したもの

最適標高帯(WCRカタログの区分は「High」)は緯度により変動する — カタログ自身の目安を可視化:

2,000m1,500m1,000m500m0m
1,600m+北緯/南緯
5°以内
1,300m+5〜15°
1,000m+15°以上
樹形
高いTall(非常に樹高が高い)
新芽の葉色
緑または銅色
豆のサイズ
平均的Average
収穫量ポテンシャル
中程度
高標高での品質
良いGood
さび病(CLR)耐性
低い・感受性あり
線虫耐性
感受性あり
コーヒーベリー病(CBD)耐性
感受性あり
初収穫までの年数
3年目
必要な栄養レベル
高いHigh
果実の成熟時期
平均的Average
生豆歩留まり
平均的Average
推奨植栽密度
3,000〜4,000本/ha(単幹剪定の場合)
遺伝的系統区分
ブルボン・ティピカ群(ティピカ・ブルボン両系)
栽培上の特徴(WCRカタログの追加記載)。 栄養生長の勢いが非常に強く(very high vegetative vigor)、剪定への反応が良好で、機械収穫に適する。ただし成熟は遅い(late maturing)。ペルーでは標高1,500m以上が推奨されている。収量とさび病耐性のデータは、WCRの国際多地点品種試験(IMLVT)で15か国23地点にて評価されたもの。
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カトゥアイの親としてのムンド・ノーヴォ

SOURCE: WCR VARIETY CATALOG

ムンド・ノーヴォは背が高く多収だが、樹高の高さは収穫作業の負担になる。そこでムンド・ノーヴォと矮性(背が低い)品種を掛け合わせるという発想が生まれた。その結果生まれたのが、当サイトに既にページのあるカトゥアイである(ムンド・ノーヴォ×カトゥーラ)。

つまり当サイトの品種ページは、以下のようにつながっている。

第1世代
ティピカブルボン(アラビカの二大系統)
第2世代
ムンド・ノーヴォ(ティピカ×ブルボンの自然交配)/ カトゥーラ(ブルボンの矮性変異)
第3世代
カトゥアイ(ムンド・ノーヴォ×カトゥーラ)
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今後追加すべき項目

  1. World Coffee Research, Variety Catalog「Mundo Novo」(varieties.worldcoffeeresearch.org/varieties/mundo-novo、2026年8月10日取得)