品種ページ / Variety
ムンド・ノーヴォMundo Novo
ティピカとブルボンという二大系統の自然交配によって生まれた品種。1943年にブラジル・サンパウロ州で発見された。樹高が非常に高く、伝統的な中南米型品種としては生育旺盛で多収。当サイトに既にページのあるカトゥアイの親品種にあたる。
- 最適標高帯
- 高(1,000m〜、緯度依存)
- 豆のサイズ
- 平均的
- さび病耐性
- 低い▼
- 収穫量
- 中程度●
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基本情報
SOURCE: WCR VARIETY CATALOG- 品種名
- ムンド・ノーヴォMundo Novo
- 発見地
- ブラジル・サンパウロ州 ミネイロス・ド・チエテMineiros do Tietê
- 名前の由来
- 原木の種子が「ノーボ・ムンドNovo Mundo」(現在のウルペス市)に植えられ、そこで選抜が行われたことによる
- 発見年
- 1943年
- 開発機関
- カンピーナス農業試験場Instituto Agronômico de Campinas(IAC)、ブラジル
- 選抜・普及
- 1943〜1952年に最初の選抜が完了。1952年からブラジルの生産者へ配布。1977年からIACが新しい選抜系統を発表
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詳細スペック
SOURCE: WCR CATALOG, 2026-08-10 取得
評価の目安:
▲ 良好
● 標準
▼ 要注意
— WCRカタログ自身の区分(Low/Medium/High/Exceptional等)をそのまま可視化したもの
最適標高帯(WCRカタログの区分は「High」)は緯度により変動する — カタログ自身の目安を可視化:
2,000m1,500m1,000m500m0m
1,600m+北緯/南緯
5°以内
5°以内
1,300m+5〜15°
1,000m+15°以上
- 樹形
- 高いTall(非常に樹高が高い)
- 新芽の葉色
- 緑または銅色
- 豆のサイズ
- 平均的Average●
- 収穫量ポテンシャル
- 中程度●
- 高標高での品質
- 良いGood●
- さび病(CLR)耐性
- 低い・感受性あり▼
- 線虫耐性
- 感受性あり▼
- コーヒーベリー病(CBD)耐性
- 感受性あり▼
- 初収穫までの年数
- 3年目
- 必要な栄養レベル
- 高いHigh
- 果実の成熟時期
- 平均的Average●
- 生豆歩留まり
- 平均的Average●
- 推奨植栽密度
- 3,000〜4,000本/ha(単幹剪定の場合)
- 遺伝的系統区分
- ブルボン・ティピカ群(ティピカ・ブルボン両系)
栽培上の特徴(WCRカタログの追加記載)。 栄養生長の勢いが非常に強く(very high vegetative vigor)、剪定への反応が良好で、機械収穫に適する。ただし成熟は遅い(late maturing)。ペルーでは標高1,500m以上が推奨されている。収量とさび病耐性のデータは、WCRの国際多地点品種試験(IMLVT)で15か国23地点にて評価されたもの。
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カトゥアイの親としてのムンド・ノーヴォ
SOURCE: WCR VARIETY CATALOGムンド・ノーヴォは背が高く多収だが、樹高の高さは収穫作業の負担になる。そこでムンド・ノーヴォと矮性(背が低い)品種を掛け合わせるという発想が生まれた。その結果生まれたのが、当サイトに既にページのあるカトゥアイである(ムンド・ノーヴォ×カトゥーラ)。
つまり当サイトの品種ページは、以下のようにつながっている。
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今後追加すべき項目
- 1977年以降のIAC選抜系統 — WCRカタログは「1977年から新しい選抜系統がIACによって発表された」と記すのみで、個別の系統名や特性は載っていない。IAC自身の一次資料が必要。
- ブラジル国内での作付面積・シェア — ムンド・ノーヴォはブラジルで商業的に重要とされるが、具体的なシェアの数値はWCRカタログにない。ブラジル側の公的統計(CONAB等)で確認が必要。
- COE等での入賞実例 — 当サイトの他の品種ページと同様の「実例」セクションは、今回は該当ロットを確認できていないため未作成。
- World Coffee Research, Variety Catalog「Mundo Novo」(varieties.worldcoffeeresearch.org/varieties/mundo-novo、2026年8月10日取得)