HACHIMARU COFFEE ROASTERY
用語集 / Sensory Lexicon

刺すような焦げ臭Acrid

過度に焙煎された、あるいは焦がされた食品に結びつけられる、鋭く、刺激的で、苦く、酸のようなアロマ。

カテゴリ:Roasted(焙煎香)
01

属性データ

SOURCE: WCR SENSORY LEXICON v2.0
属性名
刺すような焦げ臭Acrid
カテゴリ分類
Roasted(焙煎香)
レファレンス数
3件
強度スコア
アロマ:3.0/9.5、フレーバー:3.0(0〜15点スケール)

WCRの0〜15点強度スケール上での位置(アロマ・フレーバー 3.0/アロマ 9.5)

0
なし
4
識別できるが弱い
8
中度に強い
12
非常に強い
15
極端に強い
アロマ・フレーバー 3.0
アロマ 9.5
翻訳についての注記。 この定義文はWCR Sensory Lexicon(英語原文、Version 2.0・2017年)から当サイトが翻訳したものであり、WCR公式の日本語訳ではありません。属性ごとの公式日本語訳は、現時点で入手できた資料の中には含まれていませんでした。
02

レファレンス(参照物質)と調製手順

SOURCE: WCR SENSORY LEXICON v2.0

レキシコンは属性ごとに参照物質・強度スコア・調製手順を組で定めている。手順どおりに作らなければ、その参照は定められた強度を表さない。以下は原典の記載を訳したもの。

アロマ3.0Alf's Natural Nutrition レッドウィートシリアル

調製:シリアルを大さじ2杯、中型のスニフターに入れて蓋をする。

フレーバー3.0Alf's Natural Nutrition レッドウィートシリアル

調製:シリアルを大さじ1杯、1オンス(約30mL)のカップに入れ、プラスチックの蓋をする。

アロマ9.5Wright's リキッドスモーク メスキート

調製:大型のスニフターに入れた脱脂綿にリキッドスモークを1滴落とし、蓋をする。

03

読むときの注意点

⭐ 同じ属性の中で、3.0と9.5という3倍以上の開きがある。 シリアルはアロマ3.0、リキッドスモーク(燻煙を液体にした調味料)はアロマ9.5同じ属性の物差しでこれほど離れた2点が置かれている例は珍しい。低い側と高い側の両方に基準があることで、その間の強さも判断できるという設計と読める。
同じシリアルが「焦げ」では8.0になる。 Alf's のレッドウィートシリアルは焦げの参照でもあり、そちらはアロマ8.0。この属性では3.0。しかも調製の分量が違う(この属性は大さじ2杯、焦げは大さじ1杯)——量を増やしたほうが点数が低いという一見逆の関係になっており、点数が量ではなく属性の枠組みで決まることがよく分かる。
定義に「酸のような(acidic)」が入っている。 焦げの系統でありながら酸の語が使われているのは、Roastedカテゴリではこの属性だけである。焦げの定義にも「酸っぱいことがある」とあり、強く焦がした風味には酸の印象が伴うという捉え方が共有されている。
04

同じカテゴリ(Roasted)の用語

同じ Roasted カテゴリの属性。当サイトはこのカテゴリの掲載をそろえているので、定義と強度スコアを並べて比べられる。

  1. World Coffee Research「Sensory Lexicon Unabridged Definition and References」Version 2.0(2017年)— 定義・レファレンス・強度スコア・調製手順
  2. 同資料の解説部(Introduction)— 0〜15点スケールの意味、参照物質の考え方、第2版での変更点